Activ-Assist - Introduction
Activ-Assist™は、TANNOYのアクティブ・スタジオ・モニター「Reveal 6D」、「Precision 6D」及び「Precision 8D」専用に開発された音響計測用のソフトウェアです。Windows/Macintosh両OSに対応し、デュアル・チャンネルFFT測定を行い、使用環境下でのモニター特性をオプチマイズすることが可能です。ソフトウェアには2,000種類のEQパターンが含まれており、測定結果に基づいてリアパネルのDIPスイッチで行う設定をその中から提案します。ソフトウェアで提示される設定パターンには、音響上の負荷、壁、天井、機材の反射、吸音特性を反映したレスポンス修正が適用されています。その結果、グラフ表示される周波数特性を考慮して、モニターの設置位置、拡散/吸音対策に役立てる事ができます。

本来、スタジオ・モニターは、音響特性が整えられたレコーディング・スタジオ等のコントロール・ルームで使用される事を前提に設計されています。これはTANNOYのモニタースピーカーも同様です。

Activ-Assist™が使用できるモニターは、無反響室でのフラット特性が得られるDIPスイッチのポジション設定で工場から出荷されています。これをリスニング環境に合わせモニター・スピーカーの特性を最適化するソフトがActiv-Assist™です。
使用方法
1. Select
Selectの画面でマイクロフォン(TANNOY)、スピーカー(使用するスピーカー)を選択し、画面右下のSelectボタンをクリックします。
2. Calibrate
Activ -Assist™パッケージに同梱されているキャリブレーション・ケーブル(ミニステレオ・フォーン⇔ミニモノ・フォーン)を画面の図のように接続します。ヘッドフォンOUT端子側にステレオ・コネクターを、マイクIN端子にモノ・コネクターを使用します。画面右下にあるCalibrateボタンをクリックします。
3. Flat
キャリブレーションが完了すると、フラット設定を示すDIPスイッチの図が表示されます。

使用するスピーカーのリアパネルにあるDIPスイッチと、Activ-Assist™画面中のDIPスイッチ設定が同じであることを確認してください。異なる場合は画面の図と同じように、スピーカーのDIPスイッチを変更してください。確認後、画面の右下にある「Next」ボタンをクリックします。DIP スイッチの設定はプリンター・アイコンによりプリントアウトすることもできます。
4. Connect
コンピューターのマイクIN端子に付属マイクを、ヘッドフォンOUTからスピーカー入力へ(ミニステレオ・フォーン⇔XLR)付属ケーブルを使用して接続します。確認後、画面の右下にある「Next」ボタンをクリックします。
5. Setup
注意:モニタースピーカーの「DIGITAL AND ANALOGUE TRIM」のツマミ(ゲインボリューム)が最小に設定されていることを確認してください。

スピーカーを使用する場所に設置し、マイクをスピーカーの中心から50cm(±1cm)の位置にスタンドを使用して固定します。マイク・セッティングは画面を参考にしてください。画面中の+ボタン、−ボタンをクリックし、グリーンのランプが光るように音量調節してください。レベル設定が上手くいかない場合は、コンピューター側のレベルを調整してみてください。設定が完了すると、画面の右下にMeasureボタンが表示されるので、それをクリックしてください。

注意:測定中は比較的大きな音量がスピーカーから出力されます。また、話し声や雑音、 人の移動は測定に影響を与えますのでご注意下さい。
6. Measure
設定された環境内でのスピーカーの周波数特性が、グラフ中に赤線で表示されます。天井や壁、ミキサーやラックなどの機材による反射音の影響が、フラット設定されているモニターの特性に影響を与えていることがグラフから読み取れると思います。

画面の右下にあるOptimiseボタンをクリックしてください。

7. Optimise
補正後の周波数特性が白線でグラフ表示されます。画面の右下にあるNextをクリックしてください。

*測定結果のグラフは、プリンター・アイコンをクリックすると印刷することができます。

8. Finish
画面にDIPスイッチの設定図が表示されます。その表示に従ってスピーカーのリアパネルにあるDIPスイッチを設定してください。片側の設定が完了したら、その設定したスピーカーに合わせて、もう片側のスピーカー(マルチ・チャンネルの場合は全てのスピーカー)を同じDIPスイッチの設定にします。

注意:ステレオ・チャンネル(マルチチャンネル)のスピーカーのDIPスイッチは、同一にする必要があります。

このEQ調整でリスニング環境の問題を100%解決することは出来ません。スピーカーを設定する部屋が音響環境の視点からシンメトリーにほど遠い場合は、それぞれのスピーカーごとに測定、設定をすることは可能です。しかし、それでは先に説明したリスニングポジションでの問題が発生するリスクが存在してしまいます。左右チャンネルの設定が全く変わってしまうような環境はまずその環境自体を改善するか、モニタースピーカーの置き場所を変えてみましょう。スピーカーのマニュアルにある「部屋の音響」のセクションを参考にして、ご自身で調整を加えて試聴してみてください。
TANNOY Technology
iDP™ Technology
複数台のスピーカーを一括コントロール。スタジオ環境などに左右されることなく、いつでも最高のモニター環境を容易にセットできる新技術です。【iDP™ Technology - 詳細情報】
Dual Concentric™
優れた位相特性と高い明瞭度を誇る、同軸構造のスピーカー・ユニット技術です。1947年に開発されたTANNOYの顔とも言える普遍の特許技術です。【Dual Concentric™ - 詳細情報】
WIDEBAND™
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Activ-Assist™
「Reveal 6D」、「Precision 6D」及び「Precision 8D」専用に開発された音響計測用のソフトウェアです。デュアル・チャンネルFFT測定を行い、使用環境下でのモニター特性をオプチマイズします。【Activ-Assist™ - 詳細情報】